・ブラウズノード(BrowseNode)とは?

ブラウズノードについては、まず次の図を見てください。

これはエレクトロニクスのブラウズノード群の一部を擬似的に表示したもので、商品のカテゴリがツリー状に表されていることが分かると思います。(例えばiPod nanoは「iPod本体」という節(Node)から枝分かれして生える枝、「iPod本体」は「Mac & iPodストア」という節(Node)から枝分かれして生える枝です。)

このようにアマゾンの商品カテゴリはツリー状に構成されており、それぞれの節(ノード)を、商品をBrowse(ブラウズ)するためのノードということで、「ブラウズノード(BrowseNode)」と呼びます。

ブラウズノードについて大切なのは次の点です。
・ブラウズノードはそれぞれ固有のid番号を持つ。(BrowseNodeIdという名前がついています。)
(例えば上のiPod nanoというブラウズノードは15762081というid番号を持っており、このid番号を利用することにより、iPod nanoという商品カテゴリのなかでの、セールス順の結果等を得ることができます。)

・それぞれのブラウズノードは親ノード(ancestors)と子ノード(children)をもつ。
(例えば、上では「iPod本体」の親ノードは「Mac & iPodストア」で、「iPod本体」の子ノードは「iPod」「iPod nano」「iPod mini」「iPod shuffle」です。(注)一番上位のノードは親ノードを持ちませんし、一番下位のノードは子ノードを持ちません。


アマゾンの特定のカテゴリをブラウズしているときに、URLを見てみると「&node=********」という、ブロックが含まれていることに、気がつくと思いますが、これはこのBrowseNodeIdを利用してカテゴリを絞っているのです。

アマゾンの商品ページでは、次のような場所でこのブラウズノードが利用されています。

なおBrowseNodeIdを自分で調べてみたいという方は、よろしければ、拙作のAmazon J Explorerをお試しください。
ジャンルを選び、

「Open」ボタンを押すと、

つぎのようなウィンドウが開きますので、


ノードを右クリックすることで、ブラウズノードを展開して、BrowseNodeIdを調べていくことができます。

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